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特性要因図とは

特性とは結果のことです。要因とは重要な原因のことです。
特性要因図とは、重要な原因の候補をリストアップし図で整理したものです。特性要因図は、あくまで仮説ですから本当の原因をデータで確認するための準備として使うツールになります。

解決しようとする要因は数多くあるのが普通ですから、その要因を系統的に図示しておくと、問題解決にとても便利です。
また、目的と手段の混同を防止するためにも有効です。

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特性要因図の作成手順です。

1.問題点の決定
問題点を右に書き、左から太い矢印を引く。問題点は、であるとする。

2.原因集約項目の決定
問題の原因(要因)の集約項目を□で囲み、太い枝と太い矢印で結ぶ。

3.集約項目の細分化
問題の原因(要因)の集約項目ごとに細分化して細い枝を記入し、末端をアクションが取れるまで細分化する。

4.重要項目のマーク
特性要因図が一通り完成したら、その要因の中で特に大きく影響すると思われるものに◎印をつける。
もし、内容がわかっているのなら細部説明を加える。
下記は、特性要因図の一例です。





トップページに著者の似顔絵があります。似てると評判なんですが、本人はあまり嬉しくないかも(笑)

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